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忍びの国…感想 【伊勢:田丸城内】

忍びの国
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忍びの国の想い出に…思いつくままに感想めいたことを書いてみたいと思います。
ネタバレになりますので…もしも気になる方がいらっしゃいましたらCLOSEしてくださいね 





私が、この映画の中で一番聞き惚れる「声」が…平兵衛のくないを受けて、にやりとしながらの

「やるね」

映画館に響く…あの落ち着きを払った低音が…なんとも好きなんです!
もちろん、その後の

「当ったりめえよ」

も含めてですけれどね (笑)
無門の強さへの自信が本当に心地よい 



そして…「川」とその前後の心象描写
原作と映画では、微妙に描き方が違っているんですよね 
特に…

この男は、平兵衛の願いを聞き届けて信雄たちを見逃したわけではない。

を読むと…原作で書かれていた二人の関係と映画で描こうとしている関係は似て非なるものなのかなとも思います。

映画で描かれていた無門と平兵衛…
戦いの中で…互いの心の通じ合う表情と

「わしは、人として死ぬる」

「分かったよ…もう…怒るな」

原作にはない、これらの言葉からは…無門が「人間」である平兵衛の存在を受け止めていることが感じられ
平兵衛の命をかけた願いは…無門に聞き届いたに違いないと思うのです…


無門が、平兵衛の亡骸にかける言葉…

「可哀そうな奴だ」

原作の冷ややかな目の描写と…映画での無門の目の悲しげな表情とでは、
「可哀そう」に込められた想いも…また違っているのでしょう…

平兵衛との「川」によってわきあがった「怒り」を抱え、無門は平楽寺に向かいます…







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